去年の夏のある日のこと。
吾輩は見渡す限りのトイレを眺めていた。
これこそ無限のトイレ。
「インフィニティートイレ!!」
吾輩は遂に辿り着いたのだ!
眼下に見えるトイレは何処までも何処までも続いていた。
ふと気が付くと吾輩は道の端で寝そべっていた。
吾輩「吾輩のインフィニティートイレはどこへ?」
吾輩「夢?夢だったのか?」
吾輩は気を取り直して食を求めて街へと繰り出した。
しかし、吾輩の頭の中は夢のトイレでいっぱいであった。
飲食店街へ向かう途中、吾輩は夢の景色と瓜二つの光景を目の当たりにした。
吾輩「あれは!!吾輩のインフィニティートイレではないか!?」
吾輩はそれをしばらく眺めていた。
どうやらあの場所は鳥取砂丘という場所らしい。
あの場所は今の場所から県を二つ挟んだ所にある場所だと分かった。
その日から7日、吾輩は夢のトイレを目指し歩き出したのだ・・・。